「大切なひとに再会したいのだ」

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110,000円

DETAIL

210mm×297mm(額外寸397 mm×512mm)

顔料インクジェットプリント

高島空太



世界の存在に確信を見いだせない。

自分自身を認識することもできず曖昧さは増していく。

しかし、それらから不意に解放される瞬間がある。

極めて純度が高くクリアな世界が現れる。

その一瞬、その断片を限りなく近い状態で蓄積させている。

そのような思いのもと私は写真を撮っている。

日々カメラを持ち歩き膨大な数の写真を撮ってきている。

自分の内にあるイメージと、撮り溜めた外の世界である写真とを重ね合わせていくことで、時間と空間を超えた一つの形を構築していく。

例えば、今日撮ったものが何年も前の写真と突如重なり合う。

過去だと思っていたものが不意に「今」となって押し寄せてくる。

それは、現在と過去を要素とするが未来でもあるかのようだ。

日々纏わりつく安易な情報に影響されないように、できるだけ素直な自分を維持することを意識している。

自分自身と殴り合いをしているようなイメージである。

自分でも理解できないことは多い。

淡々と繰り返し、そして形にしていくだけである。

今あなたが感じている違和感のようなざわつきは、これらの作品の完成に必要な体験・関係性であり、極めて当たり前で正しいものです。



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略歴



写真家、現代作家。「Kuta TAKASHIMA STUDIO」 代表。

1988年生まれ。山梨大学教育人間科学部芸術運営コースを卒業。

吉祥寺をベースに活動する。芸術家の両親と、画家・音楽家・作家でもある伯父に大きな刺激と影響を受けて育ち、写真は独学による。作品は、日々カメラを持ち歩き、膨大な数の写真を撮ることから始まる。蓄積した日常の断片から、いくつもの時間軸や場所、複数の要素を合わせていき、ひとつのイメージを再構築していく。



主な受賞歴にキヤノン写真新世紀2012佳作入賞、キヤノン写真新世紀2016優秀賞受賞。清里フォトアートミュージアムに作品が収蔵されている。主な個展に「高島空太写真展 20XX」( 銀座ニコンサロン 東京 / 大阪ニコンサロン 大阪、2020年)など多数。主なグループ展に「2019年度ヤング・ポートフォリオ展」 (清里フォトアートミュージアム 山梨、2020年)、「Beginnings, Forever」 (MOPA San Diego アメリカ、2021年)、「写真新世紀30年の軌跡展−写真ができること、写真でできたこと」(東京都写真美術館 東京、2022年)ほか。

HP https://kuta-takashima.com/

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